電光石火

成長を楽しみたい

空母のreworkについて

新空母のお披露目があったのでたまには時事ネタでも
内容の要約・和訳は他に任せ、一端の空母乗りとしての感想・意見を書くこととする
 
 
デモプレイを見た感想
 RTSからアクションゲームになり、敷居は下がり、見栄えもよくなった
 FT戦やマクロの押し引きが好きだった私としては残念だが、
 多くのプレイヤーがこれまでの空母に不満を持っていたことも事実なのでrework自体は妥当だと思う
 配信においても、「空母乗りざまあwwww」みたいなコメントを除いてもなお、
 変更に好意的な意見が多かったように感じた
 
 全体として良かったのではないか
 
 
 
気になったこと
 現在の空母は、
 
 日空ならば2中隊のカラ爆が視界を取りつつも対空圏に入らない位置で維持しながら、
 敵が攻撃を仕掛けて来そうならばFTを味方を守れる位置に配置しながら、
 敵がFTを護衛しているならばそれとFT戦をしながら、
 複数中隊で、
  
 攻撃している
 
 しかし、それがマップ上に存在しているのは1中隊だけで、それをもって攻撃するというのであれば、
 対空砲を避けるという作業が必要となったとしても、はるかに正確な攻撃が可能となるように思う
 更に、母艦にもあまり注意を払わなくてよくなる旨の発言もあったように聞こえた
 
 現状でも、対空分隊を組むことで攻撃にだけ集中できる状況を作り出しているプレイヤーの
 攻撃精度とそれによる平均ダメージ、平均キルは突出したものがある
 (FT戦やマクロの上達、操作量の向上とトレードオフの関係にあるので私は好まないが)
 
 
 それが何を引き起こすのか、それは対空分隊を組んでいるプレイヤーのような高精度攻撃
 当たり前になるということだ
 
 水上艦の撃ち合いにおいは、左右の転舵と加減速から三次元で未来位置を予想しを砲撃する
 これは砲弾は放物線を描きながら散布界に収縮するため、点に近いからだ
 
 一方、空母の雷撃、爆撃は面で攻撃できるため二次元で考えればよい
 また、上から見下ろしている視点なので動きをとらえやすい
 
 つまるところ、空母のほうが圧倒的に攻撃が当てやすいということだ
 
 今回のデモを見る限り、rework後しばらくすれば、多少の差そこあれ、
 皆が同じように高レベルに攻撃をすることができるようになるだろう
 攻撃だけに集中できる環境もこれを助長する
 仮に、これを水上艦の砲撃並の命中するかどうかの難易度にすれば、
 プレイヤーによって差が大きいという現在の問題は解決されない
 また、配信の冒頭にあったPROBLEMSやGOALSを見る限り、空母をかなり簡単にしてくると思われる
 よって、そもそも命中自体が困難というレベルにはならないだろう
 
 
 となると差が出るのは、目標選択や対空砲を避ける技術だがそれもすぐに頭打ちになる
 攻撃機を1中隊操るだけなので、対空艦を覚え、
 片側を潰す、孤立した艦を狙う等の簡単なマクロを覚えればよい
 対空に関しても、水上艦側にも選択の余地が生まれたようだが、
 プレイヤーが直接対空砲を打つわけではないので、
 この時はこれ、その時はそれ、といった明確な正解が生まれるだろう
 
 
 つまり、最終的には、攻撃に関しても、対空に関してもPlayer Vs Playerというよりは
 Player Vs Systemとなり、限界が生まれるのではないか
 初心者はともかくとして、中級者~上級者の間で、誰が使ってもほとんど差がなく、
 決まりきった動作を繰り返す艦が好まれるだろうか
 中級者~上級者というのは、上達する実感で報われるからこそ、
 何度もプレイすることで練習を重ねているプレイヤーが多いと勝手に思っている
 その層は満足できないのではないか
 
 
 現状の空母は、ALTを絡めたFT戦や艦載機運用のマクロにおいて特に自由度が高く、
 良くも悪くも個人差が生まれている 
 それが個人差を小さくしようとするあまり、上達の余地の少ないもの、
 駆け引きが存在しないものになってしまうのではないかと危惧している
 
 
 
 
 現在も開発中であり、今後どう完成されていくのかはわからないが、
 未だに謎な消耗品の仕様と攻撃の難易度には注目していきたい
 
 なんにせよ、空母が、wowsが、より面白くなることを願っている
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
リロード時間の考察が完結するのが先か、reworkが先かみたいな感じになってきましたが、
考察編に到達できるのかはともかく、資料編はキレイにまとめようと思っています